１９９８年から２００３年までの５年あまりマレーシアのクアラルンプールに住んでいました。
その当時の現地事情ですので、最新事情ではありません。
私の住んでいるのはクアラルンプール市内のコンドミニアム（高層式集合住宅）です。
近くに国鉄の駅がありますが、電車に乗ることはありません。
駅まで10分程度歩くのが暑くていやだからです。
また、電車で行った先の接続する交通の便がよくありません。
毎日気温が30度を超えますので、外出はもっぱらクルマです。
元イギリス領なので少しは鉄道の趣味があるかなと期待していましたが、全くありません。
欧米人も多いので、鉄道ファンはいるでしょうが、まだお目にかかっていません。
模型店はあります。
鉄道模型専門店が1軒、プラモデル専門店が1軒、ラジコン模型店が数軒といったところです。
鉄道模型専門店(Euro Model)の紹介はこちらへ
玩具店で鉄道模型を置いているところもあります。
ここで入手できるのはヨーロッパ製のプラ製品です。
ちなみにお隣のシンガポールには鉄道模型店が数軒あります。
略称ＫＴＭで呼ばれています。（どこかの模型メーカーと同じ）
国鉄でしたが民営化されていますので、正確にはマラヤ鉄道と呼ぶべきです。
軌間1mのメーターゲージでタイとシンガポールへ直通列車があります。
クララルンプール近郊は複線電化されています。
クアラルンプール駅は美しい白い建物です。
現在、隣に新駅を建設中です。
マラヤ鉄道の旧型客車が保存されています。詳しくはこちらへ
マラヤ鉄道の蒸気機関車が国立博物館に保存されています。詳しくはこちらへ
クアラルンプールには新交通システムが3社あります。
PUTRA-LRTとSTARは従来式の線路の上を走る鉄道（ゴムタイヤやモノレールではない）で1998年から部分的に営業を開始しました。
運賃が高く、駅からの接続が不便なため利用者は少ないです。
私はまだ乗ったことがありませんが、そのうちに乗車レポートいたします。
もう1社はモノレールですが、1997年の経済危機のときに資金不足になり工事は中断したままです。
市内の目抜き通りに放置された橋脚が立ち並んでいます。