DCCの試運転を進めるうちに、選択式のポイントでは先端レールの接触不良が気になりだしました。
そこで、全てのポイントを非選択式に改造することにしました。この方法の詳細については以前(第25回）にも説明しましたが、すでにバラストも撒いた後ですので大変な手間となりました。
ポイント改造工事が一段落し次に着手しているのが、高架駅の製作です。
第2層のメルクリン線（列車が居る線）を地平と見立て、その上に高架駅を設置します。写真のアーチ状のものが高架橋です。
その上に仮置きしている合板の上にDCCの本線の中央駅ができます。
本線とメルクリン線の乗換駅となります。
地上のメルクリン線にもホームを設置。左側の線（列車が止まっていない所）はトロリーラインの併用軌道となる予定です。
高架橋のアーチ部分は厚さ12mmのファルカタ材にアーチ形状に切り抜いた方眼紙を両面に貼り付けた後、それをガイドにして切断しヤスリ仕上げしています。表面の段差などのディテールはバルサ材と方眼紙を貼り付け、最後にサフェーサーで表面の下地を仕上げます。