台湾の新しいメーカーによる製品です。黒頭仔、2003年製
2003年3月9日更新
台湾の新しいメーカーによる製品です。
実物の解説
アメリカのGeneral Motorｓで開発され1970年に導入されました。同系機は南米でも使用されていますが、台湾向けは日本と同じ1067mmゲージです。
エンジン出力は1650HPで最高速度は１00km/hです。当初は優等列車に使用されましたが、その後、貨物にも使用されています。
模型は、プラスティック製でディティールは控えめで一昔前の香港製のアメリカ型のようです。
ただ、塗装などの仕上げは丁寧です。
製品は、この初期塗装以外に現行のオレンジ色も発売されています。
運転席には機関士が乗っています。
屋上のファンも簡単な表現です。
動力装置はフライホイール付の両軸モーターからギヤボックスへ連動する方式です。
モーターの上の銅線はヘッドライトの照明用です。
模型は簡単なダンボール箱に入っています。
ラベルには「MADE IN TAIWAN」の表示があります。
申し遅れましたが、この模型は縮尺1/80、ゲージ16.5mmで製作されています。いわゆる「16番」規格です。台湾の車輌は日本とほぼ同じ車輌限界なので日本型16番と編成するとぴったりです。
かつてフジモデルから出ていた客車キットも16番規格でしたので、台湾型は今後16番で進んでいく可能性が高くなりました。
蒸気機関車などは日本型からの改造で簡単にできそうなので、今後も製品が増えていくのではないでしょうか？
この製品は横浜の佐藤商会の取り扱いで価格は17,000円 （税別）でした。