シナノマイクロのエッチング板を組み立てたものです。両面エッチングによる抜き落としとディティール表現を採用した最初の製品です。
価格は2,500円でした。
ＴＭＳの74年2月、3月号に片野氏による製作記事が載っています。
基本的には記事を参考にして組みました。
台車はエンドウのDD13用を使用するようになっていますが、問題は動力装置です。ここで行き詰まりしばらく置いていましたが、天賞堂からパワートラックが発売され一挙に解決しました。
このキットの欠点はエッチング浮き出しの正面ナンバーが低すぎて、白帯の中に収まらないことです。
私はエッチングを削り落とし、洋白の切りぬき文字を半田付けしました。
遊びでナンバーをマイナーな除雪用の「DD16 301｣としましたが、最近になって同番号の製品が発売されたのに驚いています。
同時に発売されたDF50共に何台が完成までたどり着いたでしょうか。
なお、DD16は京都の松本模型が特製品として組み立てましたので、これをお持ちの方もいらっしゃると思います。
こちらは例の正面ナンバーは製品のまま位置がずれています。