60年代を代表するディーゼル機関車です。この機関車の普及により各地の操車場で入換に従事していた蒸気機関車が消えて行きました。
国鉄近代化の影の立役者です。
天賞堂、1964年製
60年代を代表するディーゼル機関車です。
この機関車の普及により各地の操車場で入換に従事していた蒸気機関車が消えて行きました。
国鉄近代化の影の立役者です。
天賞堂の模型は茶色と新塗装の両方が発売されました。
特記すべきことは天賞堂の日本型で唯一、ネジ止めのみで完成するキットのスタイルでも売られたことです。
キットにはネジが余分に入っていて、組立中に紛失しても完成できるように配慮していたのは、さすが天賞堂です。
この製品はＴＭＳ編集部の働きかけで天賞堂が模型化したもので、同社のアメリカ型用のギヤボックスを流用して短期間で製品化されました。
両軸モーターからギヤボックスへの伝導方式は、その後他社もこれに習い、小型機関車の標準的な方式になりました。
今日の製品から見れば運転席の窓ガラスやサッシが省略されているなどアラが目に付きますが、光沢のある美しい塗装によって天賞堂としてのクオリティを保っています。
キャブ側面に「Tenshodo」の銘板が付くのはこの時代の製品のお決まりでした。